キミとボクとの記念日



牧場の朝は早い。
我が家のニワトリ達が夜明けを告げる頃、
キミはベッドから出て、朝の準備をする。

あと30分後、キミはボクにこう言うんだ。

「クリフ、朝だよ起きて。」

いつもなら眠い目をこすってキミにおはようのキスをほっぺにするんだけど。
今日はあと10分だけ、このままでいようかな。

何故って、こうやって待っていれば少し困った顔をしてボクを起こしに来てくれるから。

「あと5分・・・。」

「もう・・・今日はどうしたの?」

ほーら、やっぱり来てくれたね。
そうやって少し困ったような顔をしてボクの頭を撫でてくれるキミが大好きなんだよ。

「うん、今起きる・・・けどもう少しこのままでいさせて。」

へんなクリフ、って言ってしばらくそうしていてくれた優しいキミ、
こんな場合じゃないって焦って、いいから起きて!ってボクをポンポンたたくキミ。

全部、全部大好きだよ。

言葉に出していえたらいいのに、思いが募るほどになかなか口に出しては言えないボクだけど・・・。
今日は・・・。



「ねえ、今日だけど・・・。」
「あ、そうそう、今日は少し遅くなるよ。」
「そう・・・じゃあ帰り、待ってるからね。」

無理して笑わせたりしてごめん。
ううん、本当はちゃんと覚えているよ、今日のこと。
ずっとひとりだったボクに家族が出来た日、そう、キミとボクが家族になった日。
忘れるはず、無いじゃないか・・・。

あんなウソついちゃってゴメンね、でもきっとキミを心から喜ばせてみせるから。
だから少し、待ってて。



「ただいまー。」
「あれ、え!?クリフ?うそっ!」

エプロン姿のまま、目を見開いてボクを見てる。
よーしビックリしてるビックリしてる。

「今日は遅いんじゃなかったの?」
「うん、ウソだよ、ごめん。」

後ろから抱きしめて首筋にただいまのキスをする。
キミは、そんな言い方してズルイって少し恥ずかしそうにしてる。

「ね、キミとボクとの記念に・・・コレ。」
「え・・・うそ!!」
「ううん、これはウソじゃないよ。」

ボクが働いたお金でやっと買った指輪。
やっと君に渡すことが出来た。
うん、そう、その笑顔が見たかったんだ。

「「ねぇ」」

「あ、えっとじゃあ・・・クレアからどうぞ。」
「いいの?・・・えっと、えっ・・・とね。」

「うそ!!!」
「ク、クリフ!そんなに驚かなくたって・・・!」
「だって・・・こんなに嬉しいこと無いじゃないか!」
「う、うん・・・すごく嬉しい。」

今日はボクがキミをたくさん喜ばせてあげようって思ったけど。
今日も、ボクがキミにたくさんよろこばせてもらっちゃったね。

「クレア、ボクと結婚してくれてありがとう。」

キミとキミとボクたちの子供もいっしょに抱きしめて心から言うよ。

「心から、愛してるよ。」























ひとこと言わせて・・・!〜iiwake〜

マジスンマソン!!!!誰コレ!感ムンムンしすぎでカビ生えてきそうなくらいの湿気ですが!!
自分の引き出しの少なさにガックリでした・・・アイタタ・・・。 おそまつさまでしたーッ!!MAJIDE!!